よく「英語を話すとき、頭の中で何をしているの?」と
聞かれることに答えてみるシリーズです。
(英語が話せる人のあたまの中 その1、その2<中初心者向け>もあわせて、ご覧ください)
英語を話すとき、いろいろな頭の使い方があります。
① 日本語があってから、英語にするとき(通訳風)
② 考えがあって、英語でそれを伝えていく(イメージ化)
どちらも最終的には、同様な作業。
しかも“瞬時”の反応にはなるのですが……
たとえば日本語を英語にしていくとしましょう。
通訳さんなら、頭から上手に訳していきますよね。
でも、なかなかそうはいきませんし、もちろん直訳は禁物
(その1 ・ その2 参照)。
よくある直訳の笑い話で、(でも笑いごとではないかも^^;)
飛行機でジュースをもらうときの会話
「私はオレンジジュース」≠ I am orange juice.
これを聞いたアテンダントの方は、衝撃的におもしろかったそうです。
意味そっちのけで、文字そのままを
英語に置き換えてしまった悲劇💦(喜劇?)の例です。
とても簡単な例文ですけど、ここからわかりやすいのは、
言葉の表面にこだわらずに
何を伝えたいのか考えることが大切
とすると言いたい核心は
「私は、もらいたい」であって、
「私=オレンジジュース」ではないですよね。
何を伝えたいのかを考えたら、
「もらいます」≒「お願いします」≒「ください」ほか
それが伝わる<日本語 or できれば英語>
表現を頭に浮かべます。
そこで浮かぶのは、「欲しい」I want ~ かもしれないですね。
I want 自体はあまり大人な表現ではないですけど、
「ジュースが欲しい!」気持ちは伝わります。
でも、あともう少しだけ違う表現もありそうです。
簡単な表現を
たくさん蓄えておくこと
こうした簡単な表現が
自分の中からでてくれば、そこから↓
Can I have an orange juice? (ジュースもらえますか?)
Orange juice, please. など……(ジュースお願いします)
ここではどれでもOKです。
たとえば場面によっては、どれかを選んだほうがいいことも。
簡単・適切なフレーズを
瞬時に応用して使う。(→ 慣れ= 練習がオススメ)
今回は「~いただく、もらう」だから
I’ll haveを頭の中でとりだしました。
たとえばこれを、別の場面で応用するとしたら
I’ll have the grilled chicken.
お水が欲しくてお願いするなら(=もらえますか?)
Can I have some water?
簡単なフレーズをたくさん蓄えておけば、
やがて適材適所で使えるようになると思います。
・「伝えたい核心は何か」(文字面にとらわれず)
・瞬時に考え
・適切なフレーズを取り出して (普段の蓄積から)
・応用する。
そして……今回登場した便利な動詞として、
have は たとえばtake で代用できるときもあります。
このあたりは、また別途説明させていただきますね。
こうした多用できる言葉も含めて、
簡単なフレーズや言葉をたくさん自分の中にためておくと、
きっと役立ちますよ。
では、また一緒に英語を楽しみましょう♪
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