鳥のさえずりは「単語」で、流れには「文法」があったそうです! 世界で初めて科学的に証明したのは日本の研究者。数多ある研究を英語でnemerous reserch。人間は特別!と思っていたことで、研究が遅れた動物の言語。どんな風に調べたかというと……↓
証明する prove
数多の numerous
A Japanese researcher, Toshitaka Suzuki,( assistant professor at Kyoto University studying a bird common to the country’s forests and urban parks )
日本人研究者スズキトシタカさんが(京都大学助教、森林および都市の公園の鳥の生態について研究)、
has proven for the first time that animals communicate using words and grammar.
動物が言葉と文法を使ってコミュニケーションしていたことを証明しました。
He has used the forest as his “laboratory,” spending six to eight months a year there for 16 years.
森林を“研究室”として、16年間、年に6~8カ月を費やしてきました。
今までも動物が“言語を有する可能性”について数多の報告がなされてきましたが、
but it had not been proven scientifically.
科学的に証明されていませんでした。
鈴木氏によると「動物の言語に関する研究は進展が遅れていました。
because of the assumption that humans are absolutely different from other animals.
それは、人間があきらかに他の動物と異なるとみなされてきたことによります」
サイエンスゼロ
・*★【ちょっとひとこと】★*・
昨年のNHKでも放映されたので
ご存知の方もいるかと思いますが、
どうやって調べたかを日本語でかいつまむと……
たとえば「ジャージャー」という声が
ヘビを知らせる言葉だと思われたら、
ヘビに見える木の棒をひもでつって、
木の幹を伝わせると、
「ジャージャー」と鳴いて仲間に知らせる……
といった風。
そして、文法に関しての調査は、なんと、
ルー大柴さんの英語と日本語まじりをヒントに、
シジュウカラが理解する他の鳥の鳴き声を混ぜ、
語順に並べると理解し、
語順を変えると理解しなかった……などから。
ー「シジュウカラの『ピーツピ・ヂヂヂヂ(警戒・集まれ)』の
『ヂヂヂヂ(集まれ)』の部分を
コガラ語の『ディーディーディー(集まれ)』に置き換えて、
鳥バーションのルー語を作り出しました。
「聞かせてみると、同じ意味だとわかっているようで、
シジュウカラはちゃんと警戒しながらスピーカーに近づいてきて、
あたかも天敵を探して追い払うかのような行動を示したんです。
しかも語順をひっくり返すと、また意味が通じなくなった」
ーサイエンスゼロ より
だそうです。
これを映像とって証明して発表するまでに
かけた時間は……10年とか。
何かを好きな人の情熱というのはすごいなぁ。
(ちなみにブログ「鳥天国のお気楽インコ」さんも
よく北海道の野鳥や動物やが登場して、かなりおもしろいです。)
動物が言葉を持ち、しかも文法まで存在するとは……
人間は万物の霊長……なんて思いあがっていると、
やがて自然界で淘汰されてしまいそうですね
コメント