英語上達のキホン 聞く編2 ー たくさん聞いて慣れるために
前回に引き続き、英語に耳をならすためのたくさん聞く方法についてです。(丁寧に聞く方法はまた後日)
英語に慣れるとはいっても、耳も傾けず、内容もわからず、あとで聞き返すこともないままとにかくたくさん聞いても、あまり力にならないんです。
そこで、興味があって、しかも知っている内容なら、英語が耳に飛び込んでくるというお話をしました。
日本語でいいから知っている内容のほうが、いきなり知らない内容よりもいいんです。知っていれば英語の音も推測しやすいので。
さて、これをもう一工夫してみる方法です↓ <日本語・解説はこちら>へ
たとえば好きな映画のDVDを繰り返し見るとします。
最初から英語だけでは内容もわからないし、英語の字幕のスピードにもついていけない。
ならば、まずは日本語字幕を見ながら、英語に耳を傾けてみることがオススメです。
日本語字幕のスピードなら、もちろんついていけますし、日本語の意味から英語の音が推測できます。
ただし、映画の日本語字幕は1秒4文字まで(以前は3文字でした)しか書けません。
だから、早口で話しているほど内容はギュッとつまった訳におきかえられていますし、訳出されていない言葉もでてきます。
それに、翻訳者の解釈によっても言葉の意味がかなり違ってくるんです。
だから、英語がそのまま全部、辞書の意味通りの日本語になっているわけではありません。
それでも、何も見ずにだらだらと聞くよりも、ずっと音をとらえやすいはずです。
日本語字幕で見た後に、今度はもう一度英語字幕で音と内容を確認。これで、どんな言葉がどんな音に聞こえていたのか、どんな音がリエゾン(音の連結)で消えていたのかを捉えていきます。
もちろん、字幕に出てこなかったセリフも味わえますし、日本語の訳と辞書的な意味の違いから、文化や生活の違いや言葉の感覚までつかめます。
でも、全部を見直すのがおっくうだなー、という人は、もう一度見たい場面やセリフの時間を書き出しておいて、その前後だけでもいいと思います。
欲を言えば、2度は英語字幕で見たあとに、最後は英語も日本語も字幕がない状態で見ることがオススメ。内容もわかっていて、英語も文字でも確認している。それでも聞き取れない音はまだまだたくさんでてくると思います。
わからないところで、しかも気になるところだけ(全部はムリなので)でも再確認をするだけで、その英語が自分のものに。
そして、何よりも大切なのは、自分が好きな映画を教材にすること。これが一番の上達の早道ですよ。
さて、たくさん聞くときに注意する点、教材選びのメリット・デメリットなど、続きはまた来週月曜日(くらい^^、あるいは早めに)!。
コメント
英会話 独学術/you tubuも英語教材!
【アル・ゴアとオプラ】
英会話を独学で勉強しいているかた、英語の取得には、いろんな入り方はがあります。文法をまずはしっかり学び、洋書を読んだり、いろんあ…