かねてから注目の ”壊れても自ら修復する物質”。映画「ターミネーター2」のアンドロイドみたいに、壊れてもヌルッと戻る。自己修復を英語でself-repairing。だいぶ実用化に向けて開発が進んでいるようです……
自己修復 英語で self-reparing
廃棄物の量 英語で the amount of waste
The Asahi Shimbun April 13, 2022 一部抜粋
<対訳をとりやすいように、なるべく冒頭から訳しています>
【本文】
Researchers said they have found a way to create “self-repairing plastics”
研究者たちによると、“自己修復型プラスティック”は、
that can be used in smartphones, cars and other products and
スマホ、自動車ほか様々な製品に活用でき、
reduce the amount of waste now fouling the planet.
この惑星を汚す廃棄物の量を減らすために活かせるとのこと。
The newly developed plastic fixes broken molecule chains under a mechanism known as hydrogen bonding.
この新たに開発されたプラスティックは、ハイドロゲン・ボンディング(水素結合)として知られるメカニズムで壊れた分子鎖を修復。
Placing damaged pieces together at room temperature for one hour or so
壊れた破片をあわせて室温で1時間ほどおくと、
will enable them to fully regain durability.
完全に耐久性を取り戻せます。
10 秒で空気もれがなおったプラスティックの映像がありました。
・*★【ちょっとひとこと】★*・
かねてから話題にのぼっていた
自己修復型の物質。
2015年のCNNのサイトでは、
「映画「ターミネーター2」に出てきた
形を変えられるアンドロイド、
T−100がアイデアのもと」
と科学者*が話していました。
(*パリ市立工業物理化学高等専門大学
(ESPCI)のルドウィク・レブレル准教授)
「まずは車や飛行機といった輸送機関の
素材として利用されると思う。
修復や耐久性の向上を必要とする
あらゆる製品への応用が進むだろう」
とのこと。
今の課題のサステナビリティ。
ずっと壊れず、半永久に使える物。
落としてもぶつけても、
壊れたら、ほっといても元通り。
すごいのだけれど、
なれるまで、不気味な気もします^^;
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