富士山が、”自然遺産”ではなく、”文化遺産”になった理由

自然と天候
富士山は、子供の頃から見慣れた風景でした。やがて富士山は、世界遺産では自然ではなくて文化遺産として登録。その理由は……。見慣れたは英語でget used to seeing。
Expression:
見慣れた 英語 got used to seeing
普通の  英語 ordinary

I got used to seeing Mt. Fuji.  Looking through the window,
窓の向こうに見慣れた富士山の風景。


いつもの風景の富士山

it’s always been there.
いつもそこにありました。

It was just an ordinary scene for local people;
地元の人にしてみると、ただ普通の風景ですけど、

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however, it’s gorgeous scenery now after I got old。
でも、今になると贅沢な風景だなぁと思います。

・*☆【ちょっとひとこと】☆*・
甲府で育ったので、
子供の頃、富士山はいつもそこにあって、
何か特別な存在でもなかったけれど、
富士山の高さの3776メートルは
「皆南無」(ミナナム)と習うなど、
やっぱり畏敬の念を抱く対象と
されたのかもしれないです。

富士山が世界遺産の中で
”自然遺産”ではなく、”文化遺産”になったのは、
よく言われるゴミ問題が妨げとなったものの、
「信仰の対象と芸術の源泉」としての価値が認められため。

富士山という自然の営みに宗教性、芸術性を
見出してきた日本人の自然観や文化観が
国際的に認められたことによります。

たとえば、葛飾北斎の『富嶽三十六景』は
ジャポニズムの代表作品の一つとして、
モネやゴッホなどに影響を与えてきました。

ちなみに作曲家のドビュッシー(アラベスク2番などで人気)の
アルバム『海 LA MER』のジャケットは、
富嶽三十六景の模写をしたものでした。
ドビュッシー 海 
(左)ドビュッシー『LA MER』、(右)北斎『富嶽三十六景』

浮世絵や版画にも数多く描かれ、
その姿や存在感から、
どこか心の中で、あがめる存在……

古代から連綿と続く人々の
こうした思いと行いで
富士山は世界文化遺産に
登録されたようでした^^

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